守口市議会 令和2年12月
さくら小学校移転に伴う新通学路について
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水原
さくら小学校移転に伴う新通学路について伺います。
令和3年4月1日に守口市立さくら小学校が仮校舎から新校舎へ移転する ことに伴う新たな通学路について、小学校が中心となって保護者の皆様をはじめとする関係者と協議を行い、この度、選定の運びとなったところです。
私も、先日、児童やPTA、見守り隊の皆様と共に「新通学路体験会」に参加してまいりました。新たな通学路を歩きますと、車両の交通量が多い場所や路面補修が十分に行われていない場所も多く、児童が日常的に歩く通学路としては危険ではないか、と感じる場所が複数箇所存在しました。
一緒に歩いた保護者の方々からも、児童が交通事故に遭うことを防ぐため、現在設置されているグリーンベルトや縁石から、より安全性の高い横断防止柵等に替えてほしい、という声が挙がり、私もまったく同感であります。
文部科学省総合教育政策局の資料によれば、児童・生徒が交通事故に遭った場合の特徴として、年齢については、小学生は低学年になるほど歩行中の交通事故が多くなっており、小学校1年生の歩行中の死者・重傷者数は6年生の約3.6倍となっています。事故に遭った状況については歩行中の事故が最も多く、また、歩行中の死者・重傷者の約4割は「飛び出し」が原因であると報告されています。通学路として長期間使用されている道路であれば、危険な場所や安全対策についての知見が蓄積されているため、教員・PTAによる見守りも行いやすく、上級生が下級生をフォローすることも比較的容易です。
しかしながら、新たに選定された通学路ではそのような対策が講じにくく、行政による対応が必要不可欠と考えます。1年生の第1ピークは5月中・下旬であり、猶予はありません。
新たなさくら小学校において、児童が安全に、そして充実した学校生活を送るため、市が保護者の皆様や警察等の関係機関、さらには地域社会と緊密に連携し、ソフト・ハード両面で通学時の安全を確保することが必要と考えますが、市の見解を伺います。特に、危険個所の調査・把握と安全対策は喫緊の課題です。
危険個所へのラバーポールをはじめとした安全性の高い設備・機器類の積極的な配備をはじめ、早急に具体的な対策を講じられることが必要と考えますが、併せて見解を伺います。
このような問題は、新たに通学路が選定されるさくら小学校においては特に緊急性が高い問題ですが、市の学校すべてに共通する課題であることは言うまでもありません。
市として、これまでも様々な取り組みをされていることと思いますし、今後、更なる強化をお願いするところですが、その中でも、児童・生徒が交通事故につながるような危険な行動をとらないように指導することは特に重要です。
児童・生徒に対して、交通安全対策を計画的に指導することが必要と考えますが、この守口市においてはこれまでどのように取り組み、今後はどのように進めていくのか、市の見解を伺います。
令和3年4月1日に守口市立さくら小学校が仮校舎から新校舎へ移転する ことに伴う新たな通学路について、小学校が中心となって保護者の皆様をはじめとする関係者と協議を行い、この度、選定の運びとなったところです。
私も、先日、児童やPTA、見守り隊の皆様と共に「新通学路体験会」に参加してまいりました。新たな通学路を歩きますと、車両の交通量が多い場所や路面補修が十分に行われていない場所も多く、児童が日常的に歩く通学路としては危険ではないか、と感じる場所が複数箇所存在しました。
一緒に歩いた保護者の方々からも、児童が交通事故に遭うことを防ぐため、現在設置されているグリーンベルトや縁石から、より安全性の高い横断防止柵等に替えてほしい、という声が挙がり、私もまったく同感であります。
文部科学省総合教育政策局の資料によれば、児童・生徒が交通事故に遭った場合の特徴として、年齢については、小学生は低学年になるほど歩行中の交通事故が多くなっており、小学校1年生の歩行中の死者・重傷者数は6年生の約3.6倍となっています。事故に遭った状況については歩行中の事故が最も多く、また、歩行中の死者・重傷者の約4割は「飛び出し」が原因であると報告されています。通学路として長期間使用されている道路であれば、危険な場所や安全対策についての知見が蓄積されているため、教員・PTAによる見守りも行いやすく、上級生が下級生をフォローすることも比較的容易です。
しかしながら、新たに選定された通学路ではそのような対策が講じにくく、行政による対応が必要不可欠と考えます。1年生の第1ピークは5月中・下旬であり、猶予はありません。
新たなさくら小学校において、児童が安全に、そして充実した学校生活を送るため、市が保護者の皆様や警察等の関係機関、さらには地域社会と緊密に連携し、ソフト・ハード両面で通学時の安全を確保することが必要と考えますが、市の見解を伺います。特に、危険個所の調査・把握と安全対策は喫緊の課題です。
危険個所へのラバーポールをはじめとした安全性の高い設備・機器類の積極的な配備をはじめ、早急に具体的な対策を講じられることが必要と考えますが、併せて見解を伺います。
このような問題は、新たに通学路が選定されるさくら小学校においては特に緊急性が高い問題ですが、市の学校すべてに共通する課題であることは言うまでもありません。
市として、これまでも様々な取り組みをされていることと思いますし、今後、更なる強化をお願いするところですが、その中でも、児童・生徒が交通事故につながるような危険な行動をとらないように指導することは特に重要です。
児童・生徒に対して、交通安全対策を計画的に指導することが必要と考えますが、この守口市においてはこれまでどのように取り組み、今後はどのように進めていくのか、市の見解を伺います。
答弁
通学路の安全対策につきましては、保護者、警察等の関係機関と連携して実施する「子どもを守る防犯声かけパトロール」などの機会を通じて、危険箇所の調査・把握を行い、グリーンベルトをはじめとする交通安全施設の整備に努めており、今後も、通学路の安全性を高める対策を講じてまいります。
また、交通安全対策の計画的な指導につきましては、毎年、警察など関係機関の協力のもと、交通安全教室を小学校・中学校及び義務教育学校において実施しております。
今後も引き続き、保護者や地域、関係機関の協力が得られるよう連携を図るとともに、通学路の更なる安全確保に努めてまいります。
なお、令和3年4月に開校するさくら小学校の新しい通学路につきまして は、現在、放課後下校時における警備配置や整備箇所等の調整を行っているところです。
また、交通安全対策の計画的な指導につきましては、毎年、警察など関係機関の協力のもと、交通安全教室を小学校・中学校及び義務教育学校において実施しております。
今後も引き続き、保護者や地域、関係機関の協力が得られるよう連携を図るとともに、通学路の更なる安全確保に努めてまいります。
なお、令和3年4月に開校するさくら小学校の新しい通学路につきまして は、現在、放課後下校時における警備配置や整備箇所等の調整を行っているところです。