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議会活動

守口市議会 令和5年6月

市政運営全般について

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水原

自由民主党守口市議会議員団の水原慶明です。
本日は質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。
去る4月23日の守口市議会議員選挙において、3期目の市議会に送り出していただきました。今期はこれまで以上に、市民の皆様の負託に応えるため、全身全霊を込めて取り組んでまいります。議員各位、そして理事者各位におかれましては、ご指導、ご鞭撻のほどをお願いいたします。

本日は3期目最初の代表質問であり、同じく4月23日に当選された瀬野市長に対する最初の質問にもなります。
地方自治の本旨に基づき、二元代表制の一翼を担う市議会の一員として、新市長とも建設的な提案と対話を行ってまいりたいと考えております。前向きなご答弁をお願いいたします。それでは、しばしの間、ご清聴をお願いいたします。
まず、市政運営全般について伺います。
議員の皆様、そして理事者の皆様もご承知の通り、守口市は過去、財政赤字が早期健全化基準を突破するなど、極めて厳しい財政状況にありました。
それが、西端前市長をはじめとする歴代市長をはじめ、市職員の皆様、そして市民の皆様を含めた関係者の不屈の努力により、「改革なくして守口市の発展はない」という決意の下で、健全化の道を着実に歩んでいるところです。
このような守口市においては、健全な財政基盤確立の重要さと苦労を、他の市町村以上に、まさに骨身にしみて理解しており、決して行財政改革の手を緩めることなく、更に進めることが重要です。
一方で、未だに社会や経済に爪痕を残す新型コロナ禍や地震・水害等の相次ぐ大規模災害、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ激変する国際情勢、円安やエネルギー、資源価格の高騰等に起因する物価高、少子高齢化や核家族化の進行による地域社会の流動化など、社会・経済の先行きが不透明となり、生活に影響を及ぼす要因も増える中で、市民の皆様の安全・安心や市内企業の発展を実現することもまた重要です。健全な財政基盤の確立と安全、安心、発展の確保との両立を実現することは地方自治体に課せられた責務と考えます。
西端前市長におかれては、約3期の市政運営の中で、職員数の適正化や財源の確保、民間委託の推進等を実現され、行財政基盤の強化を大きく進めてこられました。その結果、近年の本市決算において、いわゆる健全化4指標は、平成20年度頃と比べて本当に同じ市かと驚くほどに大幅に改善しています。

一方で、各年度の予算においては、事業の選択と集中と徹底した行財政改革の継続により、収支バランスを適切に保ちながらも、新型コロナ支援をはじめとする緊急対策に加え、保育料無償化や防災の拠点となる大枝公園の整備、複数回のプレミア付き商品券の発行をはじめ、明日のまちづくりにもしっかりと取り組んだ事業が計上されているところであり、私は、全国的に見ても卓越した行財政運営を行われていた、と高く評価しております。
瀬野市長におかれては、6月15日の所信表明において、「守口市はここ数年、街並みが新しくなり、市民サービス向上や健全な財政状況の維持など、“良い歩み”を進めています。私は、この守口の“良い歩み”を市民の皆さんとともに、更に推し進めていきたいと考えています。改革なくして守口市の発展はない」という改革マインドをしっかりと継承しつつ、行政経営の視点を持ったメリハリのある市政運営を行ってまいります。」とされ、西端市政の継承と発展を掲げられています。
私は、この姿勢を高く評価するものです。
この立場から、まず、最初にお伺いいたします。
約3期の西端市政をどのように評価され、その改革マインドをどのように承継、発展して行かれるのか、逆に、改めるべき点があるのか、あるとすればどの点か、瀬野市長のお考えをお聞かせください。

答弁

西端前市長は、在任期間中、3次にわたる「もりぐち改革ビジョン」(案)を策定し、行財政改革の具体的な取組内容を市民の皆さんと共有し、着実に実行されました。
その結果、市の財政状況は、就任当初に比べて大きく改善し、ハード・ソフト両面における子育て・教育環境の充実をはじめとする、多くの施策を実現されたと認識しています。私自身も前市長の改革マインドをしっかりと継承し、子育て世帯の定住促進を図り、活気あふれるまちづくりを実現するべく、近く策定に着手いたします「(仮称)守口市行政経営プラン」において、今後の行財政改革の方向性をしっかりとお示しし、更なる市の発展に尽力してまいります。