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議会活動

守口市議会 令和4年6月

新体育館、新ホールの整備について

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水原

最後に、新体育館、新ホールの整備について伺います。
現在、整備計画が進んでいる新体育館、新ホールの整備は、事業そのものが近年の守口市における一大プロジェクトであるだけではなく、今後の守口市、特に中部・南部における街づくりの核となる極めて重要な事業と考えております。
国道一号線に面する地下鉄守口市駅から京阪守口市駅、その駅前の新ホール、そこから大枝公園を経て、新体育館へとつながる軸ができれば、その軸を中心に道路・街路や他の施設の整備を進め、商業施設の進出を促すことで、守口市中部・南部の核となります。市の内外から人が集まり、市民の皆様に暮らしやすさを、街に賑わいと美しさを創出できると期待されます。だからこそ、それにふさわしい、街の核となり、市内外から多くの人を集められる施設を計画的に整備することが重要と考えます。
昨年、茨木市の新市民ホール建設現場を拝見する機会があり、計画の説明を受けました。茨木市は、エリアの玄関口であるJRと阪急の二つの駅の周辺での施設整備と、両駅の間、エリアの中央にある公園等の公共空間の活用により、集客の核となる「2コア1パーク」を形成する。また、それらを繋ぐ「モール」として、商店街等の活性化を図る。これらの取組の結果、商業・サービス業等の多様な業種・業態の店舗集積向上により、「2コア1パーク&モール」の新たな都市構造を実現し、市内外からの中心市街地への集客を高める、とされ、その中核に、ホールや会議室、図書館、子育て施設、プラネタリウムや市民活動センターなど多様な機能を備えた複合施設として新市民ホールの整備を進められています。
私が訪問した時には完成後の施設を想起させるものはまだ何もありませんでしたが、それでも新ホールをコアに、新しい街を創り上げていこう、との熱気に満ちていました。

守口市の新体育館、新ホールの整備についても、施設単体として市内外の皆様に愛され、街に賑わいを創り出す拠点となるよう、充実した機能とデザイン性を兼ね備えた施設にしていただくとともに、守口市中部・南部発展の軸の一翼として機能するよう、交通機関・他施設との連携を計画的に進めていただくよう提案いたします。
 合わせて、市の負担が過大なものとならないよう、国や府の補助を可能な限り活用し、そのために適切な働きかけを行うことを提案いたします。
市長のご見解を伺います。
以上で私の質問を終わります。
いずれも市民の皆様の幸福と守口市の将来につながる重要な案件だと認識しております。
前向きなご答弁をお願いいたします。
ご清聴、ありがとうございました。

答弁

昨年度に策定した「守口市にぎわい交流施設整備基本計画」において、新たな体育館及びホールの整備に取り組んでいくこととしております。まず、先行して整備に着手する新体育館については、現在、施設機能、規模やデザイン性も含め、民間事業者のノウハウを最大限活用した施設整備と運営が図られるよう、事業者選定に向けた準備を進めているところです。
また、新ホールについては、整備の着手までに一定の時間があることから、今後、守口市駅前のあり方の検討も踏まえ、施設の具体化を図ることとしております。
これらの施設整備が、将来的に市の財政運営にとって過度な負担とならないよう十分配慮する必要があり、事業を進めるにあたっては、国の交付金等を最大限活用するとともに、施設の活性化に向けたさまざまな主体との効果的な連携についても検討を進めてまいります。