守口市議会 令和3年12月
新型コロナウイルス感染症対策について
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水原
皆さんこんにちは。
私は、自由民主党守口市議会議員団の水原慶明でございます。
通告順に従い一般質問をさせていただきます。
議員各位、並びに傍聴の皆様におかれましては、しばしの間ご清聴賜りますよう宜しくお願い致します。
本年もいよいよ終わりに近づいてまいりました。この一年を振り返ってみれば、やはり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大とその対策が第一に思い起こされます。改めまして、感染された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げるとともに、感染対策にご尽力いただいた皆様に心よりの感謝と敬意を表します。
また、静岡県熱海市での大規模な土砂災害の発生や、車内における切りつけ等、痛ましい災害・事故も発生しています。
一方で、夏の東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるわが国の選手団の活躍や、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を」というスローガンを掲げたデジタル庁の発足など、未来への希望につながる出来事も、幾つも起きています。
そんな令和3年の年の瀬、来る令和4年が本市と市民の皆様によってより良い年となるようにとの願いを込めて、この守口市を「守る」という観点から質問を行いたいと思います。
しばしの間、ご清聴賜りますよう宜しくお願い致します。
まず、新型コロナウイルス感染症対策について伺います。
これまでの新型コロナウイルス感染者数は、大阪府で20万人以上、全国では170万人を超えています。
菅前総理が全力を挙げて取り組んだワクチン接種が大いに進んだこともあり、直近の新規感染者数はピーク時より大幅に減少し、緊急事態宣言等も解除されています。一方で、多くの専門家は今冬の感染拡大「第六波」到来の危険性を強く指摘しています。
また、先月初めて報告された新型コロナウイルスの変異株である「オミクロン株」は、伝染性と免疫回避の高さが懸念されているところです。
感染拡大「第六波」の到来に備えて、医療機関をはじめとする関係機関は、感染症に対応した病床の確保や円滑な治療体制の確立等に全力を挙げています。
政府においても、このような動きを支援するべく、11月19日に総額55.7兆円にのぼる「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を閣議決定、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、医療提供体制の強化やワクチン接種の促進、感染防止策の徹底等に22兆円以上の財政支出を行うこととしたほか、事業者、国民への支援についても盛り込んでいます。
また、「オミクロン株」に対しては、岸田総理の指示により、入国制限をはじめとした強力な水際対策を迅速に講じているところです。
こうした状況にあって、この守口市においても、市民の皆様を新型コロナウイルスから守るため、国や大阪府と連携し、国の経済対策も効果的に活用して、感染症対策の更なる強化に取り組まなければならないと考えます。
特に、抵抗力の弱い子どもや高齢者を守るための、学校・幼稚園・保育所・福祉施設等と協力した感染症対策の強化や、各種団体と連携した市民・団体への正しい情報の提供や協力の呼びかけなど、きめ細やかな対策は、市民にとって最も身近な行政である守口市にしかできないことです。
そこで伺います。
「第六波」の到来や「オミクロン株」の危険性が指摘される中で、本市においてはどのような感染防止対策をこれまで講じられているのか、そして、今後講じられるのか。具体的な内容をお示しください。
私は、自由民主党守口市議会議員団の水原慶明でございます。
通告順に従い一般質問をさせていただきます。
議員各位、並びに傍聴の皆様におかれましては、しばしの間ご清聴賜りますよう宜しくお願い致します。
本年もいよいよ終わりに近づいてまいりました。この一年を振り返ってみれば、やはり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大とその対策が第一に思い起こされます。改めまして、感染された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げるとともに、感染対策にご尽力いただいた皆様に心よりの感謝と敬意を表します。
また、静岡県熱海市での大規模な土砂災害の発生や、車内における切りつけ等、痛ましい災害・事故も発生しています。
一方で、夏の東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるわが国の選手団の活躍や、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を」というスローガンを掲げたデジタル庁の発足など、未来への希望につながる出来事も、幾つも起きています。
そんな令和3年の年の瀬、来る令和4年が本市と市民の皆様によってより良い年となるようにとの願いを込めて、この守口市を「守る」という観点から質問を行いたいと思います。
しばしの間、ご清聴賜りますよう宜しくお願い致します。
まず、新型コロナウイルス感染症対策について伺います。
これまでの新型コロナウイルス感染者数は、大阪府で20万人以上、全国では170万人を超えています。
菅前総理が全力を挙げて取り組んだワクチン接種が大いに進んだこともあり、直近の新規感染者数はピーク時より大幅に減少し、緊急事態宣言等も解除されています。一方で、多くの専門家は今冬の感染拡大「第六波」到来の危険性を強く指摘しています。
また、先月初めて報告された新型コロナウイルスの変異株である「オミクロン株」は、伝染性と免疫回避の高さが懸念されているところです。
感染拡大「第六波」の到来に備えて、医療機関をはじめとする関係機関は、感染症に対応した病床の確保や円滑な治療体制の確立等に全力を挙げています。
政府においても、このような動きを支援するべく、11月19日に総額55.7兆円にのぼる「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を閣議決定、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、医療提供体制の強化やワクチン接種の促進、感染防止策の徹底等に22兆円以上の財政支出を行うこととしたほか、事業者、国民への支援についても盛り込んでいます。
また、「オミクロン株」に対しては、岸田総理の指示により、入国制限をはじめとした強力な水際対策を迅速に講じているところです。
こうした状況にあって、この守口市においても、市民の皆様を新型コロナウイルスから守るため、国や大阪府と連携し、国の経済対策も効果的に活用して、感染症対策の更なる強化に取り組まなければならないと考えます。
特に、抵抗力の弱い子どもや高齢者を守るための、学校・幼稚園・保育所・福祉施設等と協力した感染症対策の強化や、各種団体と連携した市民・団体への正しい情報の提供や協力の呼びかけなど、きめ細やかな対策は、市民にとって最も身近な行政である守口市にしかできないことです。
そこで伺います。
「第六波」の到来や「オミクロン株」の危険性が指摘される中で、本市においてはどのような感染防止対策をこれまで講じられているのか、そして、今後講じられるのか。具体的な内容をお示しください。
答弁
本市はこれまで、日々の感染動向を注視しつつ、国及び大阪府から提供されるエビデンスに基づいた情報と指示に基づき希望する方への迅速なワクチン接種、国の基本的対処方針及び大阪府からの要請に基づく3密の回避やこまめな手洗いの実施奨励など感染防止対策の徹底に努めています。
また、その際には、よりきめ細やかな広報啓発活動として地域における消防団車両やごみ収集車の巡回に加え、あらゆる媒体を活用した啓発をも実施しております。
さらに、緊急事態宣言発令中等の感染拡大期には教育委員会と緊密に連携した市立学校の臨時休業や市有施設の利用制限等を行うなど、市民の皆さんや関係団体のご理解・ご協力を賜りながら、この間も感染防止対策の徹底を図って参りました。
ご質問のオミクロン株の危険性が懸念される中、いつ到来するか分からない「第六波」にも備え、市中での感染流行を可能な限り抑制するため、希望する方への3回目ワクチンの早期接種を始め、各感染ステージに合わせて大阪府等関係機関としっかり連携しながら、また、市内の各民間園や施設とも情報共有を図り、迅速果断に感染防止対策等に取り組んで参ります。
また、その際には、よりきめ細やかな広報啓発活動として地域における消防団車両やごみ収集車の巡回に加え、あらゆる媒体を活用した啓発をも実施しております。
さらに、緊急事態宣言発令中等の感染拡大期には教育委員会と緊密に連携した市立学校の臨時休業や市有施設の利用制限等を行うなど、市民の皆さんや関係団体のご理解・ご協力を賜りながら、この間も感染防止対策の徹底を図って参りました。
ご質問のオミクロン株の危険性が懸念される中、いつ到来するか分からない「第六波」にも備え、市中での感染流行を可能な限り抑制するため、希望する方への3回目ワクチンの早期接種を始め、各感染ステージに合わせて大阪府等関係機関としっかり連携しながら、また、市内の各民間園や施設とも情報共有を図り、迅速果断に感染防止対策等に取り組んで参ります。
水原
また、「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に盛り込まれているワクチンの追加接種や現金・クーポンの給付等については、市町村が執行することとされています。
いずれも膨大な業務量を必要とする事業ではありますが、極めて重要な事業であり、いたずらな遅延は許されません。
守口市において、このような膨大な事務事業を円滑かつ迅速に執行するためには、庁内各部の緊密な連携や必要な人員の確保等により、適切な執行体制を構築することが必要不可欠と考えます。
この点についても、お考えを伺います。
いずれも膨大な業務量を必要とする事業ではありますが、極めて重要な事業であり、いたずらな遅延は許されません。
守口市において、このような膨大な事務事業を円滑かつ迅速に執行するためには、庁内各部の緊密な連携や必要な人員の確保等により、適切な執行体制を構築することが必要不可欠と考えます。
この点についても、お考えを伺います。
答弁
ワクチンの追加接種や子育て世帯への特別給付事業等の執行体制についてでございますが、ワクチン接種につきましては、昨年度は新型コロナワクチン接種推進室を設置し、課長級等の職員への兼務辞令の発令も行いつつ、早期接種に取り組んでまいりました。
また、接種会場の運営においては、部局を超えて職員を配置するなど、全庁一丸となって対応してきたところです。
今後の追加接種にあたりましても、民間事業者の活用を含め、機動的な対応を図ってまいります。
また、新たな給付事業に向けて、しっかりとした体制を整えるため、先般、人事異動を発令する等により、事前準備を進めているところです。
今後は、会計年度任用職員の配置やコールセンターの設置等における民間事業者の活用により、市民の皆さんに迅速かつ確実にお届けできるよう、事業の円滑な運営に取り組んでまいります。
この間、膨大な業務量と国からの指示に基づき、期限を急かされての業務が矢継ぎ早となっておりますが、全ての職員が、長引くコロナ禍の下、少しでも市民の安心安全と生活支援のためにと、全職員互いに助け合いながら、業務に邁進しており、今度とも、そうした思いと体制の下、尽力して参ります。
また、接種会場の運営においては、部局を超えて職員を配置するなど、全庁一丸となって対応してきたところです。
今後の追加接種にあたりましても、民間事業者の活用を含め、機動的な対応を図ってまいります。
また、新たな給付事業に向けて、しっかりとした体制を整えるため、先般、人事異動を発令する等により、事前準備を進めているところです。
今後は、会計年度任用職員の配置やコールセンターの設置等における民間事業者の活用により、市民の皆さんに迅速かつ確実にお届けできるよう、事業の円滑な運営に取り組んでまいります。
この間、膨大な業務量と国からの指示に基づき、期限を急かされての業務が矢継ぎ早となっておりますが、全ての職員が、長引くコロナ禍の下、少しでも市民の安心安全と生活支援のためにと、全職員互いに助け合いながら、業務に邁進しており、今度とも、そうした思いと体制の下、尽力して参ります。